借金に悩む人を助ける救済措置の一つです

債務整理とは

トップページ > 債務整理とは何か

債務整理とは何か

■ 借金の額を減らすこと

債務整理博士 債務整理は、簡単にいうと今抱えている借金の額を減らす事を言います。中には、銀行ではなく闇金融からお金を借り入れている場合、法で定められた金利以上の金利を支払っている人も多いでしょう。その為、重い金利で悩む人が多く、中には夜逃げする人もいます。また激しい取り立ても多く借金を返済する以前に普通の生活を送れなくなり苦しむ人が多いのが現状です。

債務整理とは思い金利で悩む人、また借金生活から解放される為の一つの手段です。ここでは、辛い借金生活から新たな道をスタートさせる為に、債務整理とは一体何かについてご紹介したいと思います。今ある借金返済に出口が見えない人は是非参考にして借金生活から解放されましょう。

債務整理の種類

■ 任意整理・民事再生・自己破産

債務整理には幾つか種類があります。最初にご紹介するのは「任意整理」です。これは、借金は減らないけど、借金にかかる金利がなくなります。金利がなくなる事で毎月返済する金額はかなり減りますよね。また、毎月の取り立てもなくなるので精神的に抱える苦痛もなくなります。そして、自己破産と違い、資格制限や職業制限を設けていません。その為一番多く手続きが行われている債務整理になります。ですが、任意整理の手続きをした場合5年程度、信用情報(ブラックリスト)に名前が記載されてしまうのでその間は銀行からお金を借り入れする事、そしてローンを組む事が出来ません。

次にご紹介するのが「民事再生」です。実は民事再生はここ数年に出来た新しい手続きの方法です。対象となるのが中小企業向けの「再建型」です。よくテレビなどで「民事再生」という言葉を聞いた事が多いのも、実は株式会社や個人などの事業などを対象にしている手続きの一つだからです。任意整理と同じ資格制限がないので自己破産が出来ない人も民事再生を利用する事が出来ます。

また、財産などを処分する必要もなく、マイホームを手放さずに借金の返済を行う事が出来ます。これなら無理なく借金返済を行う事が出来ますよね。勿論、民事再生は、安定した収入がなければ利用する事が出来ません。また、任意整理同様、5年から7年の間は借り入れが出来ません。

そして、最後に「自己破産」です。自己破産という言葉は、とても有名な債務整理の一つでドラマなどにもよく登場する言葉ですよね。その為、殆どの人が理解しているのではないでしょうか?また、借金と言えば自己破産というイメージを抱いている人も多いでしょう。

自己破産は、借金を抱え悩んでいる人達にそこから前向きに人生を歩いて欲しいと思い国が作った制度です。自己破産は全ての借金をなくす事が出来ます。また、収入がある、ない関係なく利用する事が出来ます。借金が全てなくなりますが、自己破産も任意整理、民事再生同様に、5年〜7年の間は借り入れをする事が出来ません。また、一度自己破産の申請をした場合、再度自己破産の申請をする際の手続きが困難になります。二度目の自己破産申請は審査が厳しくなると言う事です。

このように債務整理には種類があり、デメリットもありますが借金に悩む人にとって救済の一つの方法と言えますよね。